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創造する人、制作する人

創造する人はその才能を発揮し、新しい創造物を生み出そうとしています。しかし、ここで勘違いしてはならないのは、創造する人だけでは物は作れないという点です。

創造する人はもちろん、制作する人、つまりは創造する人のアイディアなどを元にそれを具現化する。つまりアイディアを出すのではなく、出されたアイディアをしっかりと作品にする人も必要なのです。そうした人と協力して一つの作品を生み出すのです。

創造する人の想像力やアイディア。それは非常に大事ですし、新しい何かを生み出すとき、それが一番の骨格になるものでもあります。しかし、それだけでは新しい何かは「物」にならないのです。ただの空想で終ってしまう可能性もあるのです。

空想ではなく、現実空間で「物」にするためには、制作者という立場の人も非常に大事になってくるのです。制作者は、イメージだとか創造性よりも、いかに忠実にその技術を発揮するのかという点が問われる非常に大事な仕事で、失敗が許されない分、創造者よりも重大な責任を負っていると言えるかも知れません。

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